【業績報告書】JT(日本たばこ)
JT(日本たばこ)より、2021年1-6月期の業績報告書が届きました。
親子揃って投資しているため、3通届きました。
子どもの口座で買うのはどうかな・・・と思いつつ、「たばこは中毒性があるから、税金が上がってもやめられなくなるので、収益は悪くない。たばこを吸う側ではなく、たばこの利益を得る側になりなさい」という教育もできるかと思い、そのままにしています。
内容
業績は、トータルで昨年比+26.9%。
国内たばこ事業は、販売数量は33億本も減っているが、定価改定等により、売上収益は75億円増。
海外たばこ事業は、販売数量も売上収益も上がっている。
医療事業はマイナス。
加工食品事業は、売上収益マイナスだが、調整後営業利益はプラス。
所感
JTって、加工食品扱ってるんですね。
残念ながら、近所のスーパーでは扱っていないのですが、他の店で見かけたら買ってみようと思います。
あと、考えさせられるのは、「健康経営優良法人ホワイト500」に5年連続認定されたという記事。
健康に悪いものを売っている人たちが、健康に配慮されているという矛盾。
海外事業が好調というのも、言い換えれば海外の人達をニコチン漬けにして中毒者に仕立て上げて金を巻き上げていると言えなくもないわけで、「どうなんだろう」と思わされます。
国内では販売総数がかなり減っているのに売上収益は10億単位で伸びているというのだから、ニコチン中毒者の忠誠心というか、「金に糸目はつけないからニコチンをくれ!」というメンタリティには、ちょっとゾッとするものがあります。
合法か違法かの違いだけで、本質的には麻薬中毒と大差ないですね。
今後を考えると、日本国内では、たばこの害悪が認知されているので、「販売総数減少→定価改定」で対処していくと、パイとしては先細りですね。
海外は、主要市場シェアを見るとフランスやイタリアなどの先進国が伸びているのは不思議です。コロナのせいでしょうか?
いずれにせよ、先細りの業界でしょうから、どこかで手放すタイミングを考えたほうが良さそうですね。
最有力は、ジュニアNISAが切れる2023年でしょうか。
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