【資産運用報告】ヘルスケア&メディカル投資法人
随分前の話になりますが、ヘルスケア&メディカル投資法人より、第16期(2022年8月~2023年1月)の資産運用報告が届きました。
やっと中身に目を通す時間が取れたので、ブログにしてみようと思います。
内容
現時点での保有物件数は48件(+1)、分配金は3557円(+190)。
本銘柄の特徴は、「高齢社会の進展に伴い、更なる需要拡大の見込まれる高齢者向け施設・住宅及び医療関連施設等のヘルスケア施設へ継続的に投資し、長期安定的に保有」(p1)するところにあります。
今期は、「新型コロナウイルス感染拡大は…依然として予断を許さない状況にありますが、現時点では本投資法人の業績に与える影響は殆どありません。」(p1)と強気です。以上の記述は、前期から特に変化がありません。
目新しい点については、物件2件の取得と1件の売却を行いました。
所感
前期は新規物件を10件も取得しましたが、以前の報告書で「オペレーター(=施設運営者=病院の院長やホームの施設長等)の能力に業績が左右されるため、物件取得時の目利きが重要」といった旨の記載をしていたので、10件が10件とも全部良い物件なのかが気になっていたところです。
分配金が増加したところを見ると、そこまで悪い物件はなかったのかと考えています。
本銘柄については、長期的な成長は見込めないかもしれませんが、「高齢社会の進展に伴い、更なる需要拡大の見込まれる高齢者向け施設・住宅及び医療関連施設等のヘルスケア施設へ継続的に投資」することによる安定性はそのとおりだと思うので、当面ホールドですね。
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