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【資産運用報告】ヘルスケア&メディカル投資法人

 随分前の話になりますが、ヘルスケア&メディカル投資法人より、第14期(2021年8月~2022年1月)の資産運用報告が届きました。

 やっと中身に目を通す時間が取れたので、ブログにしてみようと思います。

hcm3455.co.jp

内容

 現時点での保有物件数は37件(±0)、分配金は3244円(-22)。

 本銘柄の特徴は、「高齢社会の進展に伴い、更なる需要拡大の見込まれる高齢者向け施設・住宅及び医療関連施設等のヘルスケア施設へ継続的に投資し、長期安定的に保有」(p1)するところにあります。

 今期は、「新型コロナウイルス感染拡大は…依然として予断を許さない状況にありますが、現時点では本投資法人の業績に与える影響は殆どありません。」(p1)と強気です。以上の記述は、前期から特に変化がありません。

 目新しい点については、次期相当の2022年2月に、公募増資により10件の新規物件を取得しています。

 前記の報告で、「取得物件からの賃料収入が期待できるが、費用面では、修繕費や減価償却費が増加し、結果として当初予定通り分配金は減少する」と記載してあったとおり、今期の分配金は低下しています。

所感

 前期同様の所感です。

 「ニチイホーム西国分寺」の例からわかるとおり、新規物件を取得しても、賃料増加と同時に費用も増加するため、分配金が右肩上がりに増加するわけではない模様。

 これは、分配金が微妙な増減を繰り返していることからも裏付けできそうです。

 また、オペレーター(=施設運営者=病院の院長やホームの施設長等)の能力に業績が左右されるため、物件取得時の目利きが重要らしいですが、現場労働者は営利意識よりも社会貢献的意識のほうが高そうなので、ここは結構難しそうな問題ですね。

 長期的な成長は見込めないかもしれませんが、「高齢社会の進展に伴い、更なる需要拡大の見込まれる高齢者向け施設・住宅及び医療関連施設等のヘルスケア施設へ継続的に投資」することによる安定性はそのとおりだと思うので、当面ホールドですね。

 

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