【中間報告書】小松製作所
先日、株式会社小松製作所から第153期(2021年4月1日~2021年9月30日)中間報告書が届きました。
内容
小松製作所は、建設・産業機械等を製作・販売・リース等する会社です。
今期は、建設機械・車両部門において、需要が好調に推移し、想定を上回ることが予想されたため、配当予想も修正しています。
次期以降、次の100年も持続的に成長するため、「品質と信頼性」を追求し、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創ることを指針とするようです。
所感
夫は公私ともに海外に行く機会が多いのですが、様々な国で「KOMATSU」の黄色い重機を目にするそうです。
重機というややマニアックな分野で、世界的なシェアを誇る会社であれば、コロナで一時的に業績が落ちても、その間に新興企業に抜かれるということもなく、時期を見て復活するだろうと考えたため、コロナショック時に本銘柄を取得しました。
その思惑は概ね当たっていたようですね。
今後にも期待したい銘柄です。
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【株主通信】ENEOSホールディングス
先日、ENEOSホールディングス株式会社から2021年上半期(2021年4月1日~2021年9月30日)株主通信が届きました。
内容
ENEOSホールディングスは、CM等で有名ですが、ガソリンや電気等のエネルギーの他、銅鉱山での採取・製錬等の金属事業も手掛けていることから、一言で言うなら資源事業会社といったところでしょうか。
今期は、エネルギー事業では石炭権益の売却決定、素材事業では技術立脚型事業を目指した合成ゴム事業の買収決定、次世代エネルギー供給では再エネ事業者の全株式の取得決定、石油・天然ガス事業では環境対応型事業として洋上CO2回収貯留に関する共同スタディ契約締結、金属事業ではコロナ禍での操業改善等の体制強化に取り組む等しています。
業績は、前年同期よりも上回っているものの、「資源価格が当初予想を上回って推移していますが、石油製品販売数量は新型コロナ発生以前のレベルまでは戻らないと見込んで」おり、「引き続き厳しい経営環境が継続する見通し」です。
次期以降、引き続き「低炭素・循環型社会の進展」「デジタル革命の進展」「ライフスタイルの変化」を柱とする「2040年長期ビジョン」に沿って、よりスピーディーに対応を続けていくようです。
所感
エネルギー会社はどれもそうですが、SDGs環境による逆風になんとか対応しようと色々やっていますね。
エネルギー自体は今後もずっと必要でしょうから、これらの試みが結実すればよいですね。
ただ、足元の業績はしばらく不安定かもしれませんね。
通常、株主通信の最初のページの社長あいさつで業績に触れるものですが、今回は取り組みについては述べるものの業績には触れないという、「触らんといてや」感がありますね。
邪推かもしれませんが…
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【中間決算関係書類】三菱UFJフィナンシャル・グループ
先日、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループから2021年中間期(2021年4月1日~2021年9月30日)MUFG通信が届きました。
内容
三菱UFJフィナンシャル・グループは、言わずとしれたメガバンクです。
今期は、「顧客部門の着実な増収や与信関係費用の戻り益計上、出資先のモルガン・スタンレーの貢献利益の増加を主因に、…中間期としてはMUFG発足以来の最高益」となったとのこと。また、「期初に掲げた通期の業績目標(8,500億円)に対して約92%の進捗率となったことを受け、同目標を1兆500億円に上方修正」したとのこと。
次期以降、引き続き「挑戦と変革の3年間」と位置付けた中期経営計画に基づき、「企業変革」「成長戦略」「構造改革」の3本柱を推進するようです。
「企業改革」は、DXや社員の自律的挑戦を促す施策、コロナ対応の働き方等。
「成長戦略」「構造改革」は、この通信には記載はありませんが、順調に進んでいるとのこと。
所感
期首目標の92%を中間決算時に達成しているということは、期首目標の建て方がいい加減だったのかと思いきや、中間期としては過去最高とのことなので、本当に調子がいいようですね。
とはいえ、「与信関係費用の戻り益」(貸し倒れに備えて溜め込んでいたお金が、貸出先の業績改善により溜め込む必要がなくなり戻ってきた収益)も、「モルガン・スタンレーの貢献利益の増加」も、MUFG自体の能力改善ではないため、楽観はできなさそうです。
余談ですが、「社員の自律的挑戦を促す施策」って、投資家にはいい言葉ですが、働く人間にとっては大変そうですね。
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【報告書】ビックカメラ
先日、株式会社ビックカメラから第41期(2021年8月期)報告書が届きました。
内容
ビックカメラは、電化製品を仕入れて売る小売業ですが、最近ではPB商品開発も進めています。
半年ごとに1000円分の優待券を送ってくれます。
今期は、緊急事態宣言等の影響により、販売機会が減少したものの、テレワーク需要等をうまく取り込んだようです。
次期以降、引き続きテレワーク需要が見込まれる他、都市部の人流回復やネット通販・法人事業の更なる拡大が影響し、好調となる模様。
所感
優待株として保有し、長期保有による追加優待券ももらえるので、当面ホールドですかね。業績も回復見込みですし。
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【中間報告書】ジーフット
先日、株式会社ジーフットから第51期(2021年下半期)中間報告書が届きました。
内容
ジーフットは、いわゆる「イオンの靴屋」みたいなもので、主にイオン店舗で展開している靴屋で、以下の3ブランドを展開しています。
・「お客様と靴をつなぐ場所」をテーマに、幅広い靴を揃える「ASBee」、
・「お客様のかかりつけ」をテーマに、足の悩みを相談できる「Green Box」、
・革製品の提案型セレクトショップである「Trading Post」の
半年ごとに1000円分の優待券を送ってくれます。
今期は、緊急事態宣言等の長期化により、販売機会が大幅に減少し、苦戦したようです。そんな中、配置を再考したり、体験型提案接客のためにフィッティングの機材や資格を導入したり、店長教育を行ったりしたようです。
また、業務効率化や不採算店舗を27店舗撤退するなど、体質から変えようとしているようです。
次期以降の取り組みは不明です。
所感
優待株として保有し、やや売りどきを逃している感はありますが、定期的に中敷きを買える優待券が届くのは便利なんですよね。
投資としてはどうかとは思いますが、売るのはためらってしまいます。
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【投資主総会招集通知】イオンリート投資法人
かなり前になってしまいますが、イオンリート投資法人より、第5期投資主総会招集通知が届きました。
やっと中身に目を通す時間がとれたので、ブログにしてみようと思います。
内容
議題は以下のとおり。
1 規約一部変更
2 執行役員選任
3 補欠執行役員選任
4 監査役員選任
1号議案は、みなし賛成制度対策です。
総会を欠席し、また議決権を行使しない場合、賛成したものとみなす規定があるようですが、これによる株主全体の不利益を回避するため、「少数投資主又は本投資法人から事前に反対の明確な意志が表明された場合に、みなし賛成制度を適用しないこととする」そうです。
確かに、恒常的に半数以上が議決権を行使しない場合、私が「すべての資産をぶるべりに譲渡する」というトンデモ議案を出せば、成立してしまいますよね。
そう考えると、この議案は必要そうです。
ところで、この議案はみなし賛成制度で成立するのでしょうか?
後はおなじみの議題ですね。
所感
おなじみでない議案を分析するのは、元公務員としては、法案の変更理由を分析するようで面白いですね。
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