【資産運用報告】東京インフラ・エネルギー投資法人
随分前の話になりますが、東京インフラ・エネルギー投資法人より、第9期(2022年1月~6月)の資産運用報告が届きました。
やっと中身に目を通す時間が取れたので、ブログにしてみようと思います。
内容
現時点での保有物件数は23件、分配金は3080円。
配当のうち、純粋な分配金は2336円、残りの744円は「出資等の減少による利益超過分配金」。
本銘柄の特徴は、「再生可能エネルギー発電設備等への投資・運営に基づく優良な投資機会の創出」(p1)をしているところにあります。
今期は、従来の保有物件数11を超える12件もの新規物件を取得し、物件数が23件と倍増しました。
所感
前期はケーブル盗難の被害を受けて大変でしたが、今期のレポートにないことを考えると、対策は効果的に働いているようです。
「出資等の減少による利益超過分配金」がよくわからないので調べてみました。
REITにおいて、減価償却費は、基本的に改修費等に当てられるものの、6割を上限として配当にすることができるようです。
減価償却費の6割まで配当に加えることができるなら、配当総額は容易に調整でき、連続増配を演出することは企業努力によらずとも可能になりそうです。
そう考えると、実際に運用がうまく行っているかどうかは、「出資等の減少による利益超過分配金」を除いた額で考える必要がありそうです。
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