【業績報告書】JT(日本たばこ)
先日、JT(日本たばこ)より、第68回(2021年度)業績報告書が届きました。
内容
業績は、トータルで昨年比+22.9%。
国内たばこ事業は、販売数量は65億本も減っているが、定価改定等により、売上収益は41億円増。
海外たばこ事業は、販売数量も売上収益も上がっている。
医療事業は、売上収益は上がっているが営業利益はマイナス。
加工食品事業は、売上収益マイナスだが、調整後営業利益はプラス。
株主優待制度は2023年の発送をもって廃止することとなりました。
所感
国内では販売総数がかなり減っているのに売上収益は10億単位で伸びているというのだから、ニコチン中毒者の忠誠心というか、「金に糸目はつけないからニコチンをくれ!」というメンタリティには、ちょっとゾッとするものがあります。
合法か違法かの違いだけで、本質的には麻薬中毒と大差ないですね。
今後を考えると、日本国内では、たばこの害悪が認知されているので、「販売総数減少→定価改定」で対処していくと、パイとしては先細りですね。
海外は、主要市場シェアを見るとフランスやイタリアなどの先進国が伸びているのは不思議です。コロナのせいでしょうか?
いずれにせよ、先細りの業界でしょうから、どこかで手放すタイミングを考えたほうが良さそうですね。
最有力は、ジュニアNISAが切れ、かつ最後の優待発送となる2023年でしょうか。
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