ブログ開始時のポートフォリオ!日本株・食品株ばかり…今後はどうする?
今後の方針を立てるにあたり、手持ち資産の情報をポートフォリオの観点で整理します。
ポートフォリオとは?
ポートフォリオという言葉はたまに聞きますが、場合によって全く違う使い分けがされているため、ここで整理しておきたいと思います。
本来的な意味としては、次のとおりだそうです。
ポートフォリオとは元々「書類を運ぶためのケース」であることから、「ひとかたまりの意味・目的を持った書類の束」というニュアンスがあります。
https://mynavi-creator.jp/knowhow/article/what-is-a-portfolio
そして、教育業界では、図工等の作品を綴った記録を評価するという評価方式を指し、また、クリエイティブ業界では、転職時に提示したりする作品集を意味するようです。
今回は、金融業界における次の意味合いで使用します。
ポートフォリオとは、金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。「ポートフォリオを組む」ということは、どのような投資信託を購入しようか、株はどの銘柄で何株ほど持つか、などの検討をするという意味です。
ぶるべり家の資産配分ルール
我が家の資産配分は、結婚前の資産はそれぞれの個別資産、結婚後の収入はすべて家庭の共有資産として、完全に分離しております。
そのため、夫の個人資産は昨日の記事にも書いたとおり、2016年からNISAで運用していますが、これは夫の資産になります。
家計については、2019年からパートナーのNISAと息子のジュニアNISAで運用を開始しました。
ぶるべり家の資産運用ルール
我が家の資産配分は明確に分離していますが、資産運用は柔軟に行われています。
というのも、夫は投資関連の話が好きなのですが、仕事等の都合で投資に時間をかけられないという問題があります。
一方、私はまだ投資に臆病なところがあり、個人資産を元本が保証されない投資に突っ込むことには抵抗があります。
そこで、私が投資になれるようにとのはからいのもと、「夫の資産と家計の資産の運用を私が担う」ことを夫から提案され、実施しています。
もちろん、現状としては、夫に話を聞きながら、相談しながらという感じです。
それでも、夫の目論見通り、徐々に投資に慣れ、楽しさも感じるようになってきました。
夫のポートフォリオ
セクター別ポートフォリオ
まず、夫のセクター別ポートフォリオは、以下のとおりです。
なお、「他(〇〇)」の表記は、今後のポートフォリオ形成において主力としない予定のセクターであることを意味します。
つまり、7割近くは整理されるべきセクターであるということです。
地域別ポートフォリオ
続いて、地域別ポートフォリオです。
圧倒的に日本株が多数派です。
これも、初期の優待株投資方針により生じた歪みと言えます。
今後は、米国を中心とした先進国株を多めに配置したいところです。
家計のポートフォリオ
続いて、家計のポートフォリオです。
セクター別ポートフォリオ
まずはセクター別ポートフォリオです。
家計での投資は、概ね投資方針が固まってから開始したため、「他」以外の項目が充実しています。
それでも金融系に偏ったのは、以下の理由によります。
①優待+利回り狙いのオリックスを2口座で購入したため
②ジュニアNISAの余り枠を三菱UFJとみずほで埋めたため
①は今年限りの一過性の問題ですが、②の特にみずほは、NISAの余り枠を埋めるのに非常に都合が良いため、来年度も増えるかもしれません。
地域別ポートフォリオ
続いて、国別ポートフォリオです。
やはり日本に偏っています。
これは、証券口座の買付手数料に起因します。
通常のNISA口座であれば、日本株以外にも外国株やETFの買付手数料が無料だったりするのですが、ジュニアNISAは日本株しか買付手数料が無料にならないため、どうしても日本株ばかりになってしまいます。
通常のNISA口座をすべて外国株で埋めたとしても、80万円/200万円=40%は日本株となる計算です。
今後の方針
今回、ポートフォリオの観点から資産の棚卸しをしてみて、かなりの偏りがあることがわかりました。
現在の問題点から、今後の方針を以下の通りとします。
セクター別ポートフォリオ
現在のセクター別ポートフォリオは、優待株投資などの影響により、かなり偏りがあることがわかりました。
今後は、投資方針が「投信積立+高配当分散投資」であるため、これに沿ったものとしたいです。
具体的には、以下のルールに基づき、ポートフォリオを組んでいきます。
①投信積立は、各NISA口座に年60万円ずつ
②ETF(PFF)、ETF(SPYD)、たばこ、石油、エネルギー、金融、製薬、通信、不動産、BDCの各セクターに、それぞれ総資産の10%以内になるよう配分する。
③ソーシャルレンディング等、株式投資以外の方法も模索する。
地域別ポートフォリオ
現在は、かなり日本に偏っていることがわかりました。